当スタジオがオープンしてから約3ヶ月が経ちました。
一旦完成したブース内も未だに配置や設備のアップデートを続けております。
何故アップデートするのか?
それはブース内を今以上に便利に広く利用するためです。
音楽スタジオでスペースを取りがちなものは、ギターやベースのためのアンプ類、PAスピーカーやパワーアンプといった音響設備など沢山ありますが、それらの中でも筆頭で場所を取るのがドラムセットです。バスドラムはただでさえ大きいですし、シンバル類はほぼ枚数分のスタンドが必要となります。
そんなドラムセットをできるだけコンパクトにするべく、当スタジオでもドラムラックを導入することにしました。
ドラムラックYAMAHA Hexrack IIシリーズ
今回選んだドラムラックは、YAMAHAのHexrack IIというシリーズです。
購入決め手は、拡張性、カスタマイズ性の高さと見た目のかっこよさです。
このシリーズを買い始めるにあたりまず必要なのはHexrack IIシリーズのベーシックセットであるYAMAHA HXR2LIIです。
ほとんどの場合、このベーシックセットをバスドラムの前からコの字に囲う様に設置することになると思います。
このセットにはタムクランプHXTCIIが2つ付いてきますので、YAMAHA CL945BBPなどのタムクランプやYAMAHA CH750等のシンバルスタンドを取り付けることができます。
HXTCIIに挿入できるパイプ経は22.2mmです。
CANOPUS製品で25.4mmだったり、TAMA製品で19.1mmのものがあったりするので購入の際は確認が必要です。
当スタジオのドラムはCANOPUS製なのでこのままではタムをラックにセットすることができません。
HXOCIIは15mm~34mm径のものであれば挟んで固定できるので、今回のタム用途以外でも様々な使い方ができそうです。
ベーシックセットを組み立て終わって気づきました。あれ?これライドシンバルを取り付ける場所がないぞ、と。
そしてまたまた追加購入したものが、YAMAHA HXREXII(エクスパンションセット)です。
エクスパンションセットはベーシックセットに追加するものですので、足は片方しかありません。このセットにもタムクランプが2つ付いてきますので同じくパイプが22.2mm経のシンバルスタンドなら取り付け可能です。というかYAMAHA製のスタンド類はたいてい22.2mmみたいです。
ベーシックセットとエクスパンションセットを連結し水平をとります。
あとは微調整しながらシンバルやタムを取り付ければ完成です。
感想
ドラムラックを導入してみまず思ったことは、「あれ?ドラムってこんなコンパクトだったっけ?」ということです。
置き換え後、シンバル3枚分とタム2つを立てていたスタンド計4つが無くなりました。
足元がスッキリして非常に開放的になったと思います。
おかげでスペース的に諦めていたチャイナシンバルも追加で設置できました。ブース内に常設してありますのでスタジオ利用のお客様はご自由にお使いください。
みなさんも、ドラムのスペースに困ったらドラムラックの導入を検討してみてください。
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